ポリシーが非常に厳しいGoogle AdSense。今回Google AdSense日本公式ブログにおいて、結構重要な発表が有りましたのでシェア。
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今後いくつかの条件下において広告コードの変更が可能に

6月7日のGoogle AdSense日本公式ブログのエントリーで結構重要だと思われるエントリーが有りましたのでシェア致します。
今回発表されたことは「Google AdSense広告コードの変更が可能」となったことです。
今までは一切の広告コード変更は不可でした。やろうものならアカウント停止。
ですがWebの技術進化に対応するためにいくつかの場合においてのみ広告コードの変更を許可したようです。
サイトを訪れるユーザーを獲得し続けていくには、ウェブのトレンドや技術の進化にすばやく対応していく必要があります。そこで Google では、レスポンシブ・ウェブデザインなどの分野に関してこれまでにお寄せいただいたご質問やご意見を基に、AdSense 広告コードの変更に関する既存のガイドラインを変更いたしました。これにより、広告コードを柔軟に変更できるようになり、サイトの利便性を向上させることができるようになります。
今後は、広告のパフォーマンスを作為的に高めたり、広告主様に損害を与えたりするものでない限り、Google の利用規約とプログラム ポリシーに沿った形で AdSense 広告コードを変更できます。これにより、次のようなさまざまな技法に対応することができるようになります。
どういった場合に広告コードの変更がOKなのか?
Google AdSense広告コードの変更が出来るのは以下の4つの場合においてのみです。
レスポンシブデザインのため
こちらはWeb制作においてちょっとした悩みの種だったかもしれない部分ですね。
レスポンシブデザインは今後普通になっていくと思われます。その時にGoogle AdSenseの広告だけレスポンシブデザインに対応できなかったのでこれはいい変更だと思います。
これでサイトデザインの一部に組み込めます。
効果的な広告を探るA/Bテストのため
これはどのような広告がサイトにとって最も効果がいいのかを探る場合に行うテストで変更してもいいよということですね。広告担当の方良かったですね。
動的カスタムチャネル設定のため
ごめんなさい。ちょっとよくわからないです。もっと勉強しなくては。一応公式の文章を引用して掲載しますね。
ユーザー セグメントやサイトのセクション、ユーザー行動などについて、掲載結果をトラッキングし、データを基に広告のパフォーマンスやユーザー エクスペリエンスを改善できます。
広告コード内の広告タグ削除
これはサイトの読み込み速度を上げるために不要な広告タグを削除してもいいということのようです。
サイト表示スピードは閲覧ユーザーにとって非常に重要なファクターです。サイトの表示が遅いとユーザーは離脱してしまう場合があります。
スマートフォン対応のために極限までデータ量を圧縮している場合など嬉しいですね。
主に変更が可能になってありがたいのは「レスポンシブデザイン」と「広告タグ削除」ですね。
A/Bテストはすることは少ないので、この2つが今回変更可となり、対応を迫られる部分でしょうか。