いろいろ試行錯誤した上でこの方法に落ち着きました。
この記事の目次
FeedlyからEvernote(エバーノート)にスターを全文転送する方法
GoogleReader完全終了から約半月。いろいろなRSSリーダーの中でFeedlyを選んだわけですが、現状としては満足して使用させて頂いています。
一点困っていたことは、GoogleReaderのときはスターをつけたら自動でEvernoteに転送出来る設定を指定たのですがFeedlyだと出来なかった点です。
前の記事で、IFTTTにFeedlyのチャネルが加わり、自動転送できるのですが、どうもIFTTTのFeedlyをトリガーにすると全文転送ができないようなのでその後、色々と模索し、今は全文転送ができるようにしています。
紹介する方法以外にもEvernoteに全文転送する方法はあると思いますので、ひとつの方法としてご参考にして下さい。なので至った経過もちょっと書いています。
前回記事参照:FeedlyでSaved For Later(旧スター)した記事をEvernoteへ自動で転送する方法を模索してみた
なんでFeedlyからEvernoteに自動全文転送が出来ないのか?
前回の内容で出来なかった理由はIFTTTでFeedlyをトリガーとしてEvernoteに転送すると抜粋となってしまうためでした。
Feed自体は部分配信の場合も全文配信フィードに変換していたりするので、抜粋になるのはIFTTTで転送した場合ということがわかります。
で、色々と考えた結果2つの方法が考えられました。
・Feedlyのスター→はてブ→hatebteで全文Evernoteに転送
・Feedlyのスター→Pocket→Evernoteに全文転送
どちらにするか1日両方試してみて、Feedlyのスター→Pocket→Evernoteに全文転送を選びました。
そもそもPocket使わないよーとか個人の都合があると思うので方法はどちらも説明します。
プラス、なんで後者なのかの理由もお話します。
FeedlyのSaved For Later(旧スター)を自動ではてブしてhatebteでEvernoteに全文転送する方法
まずFeedlyのSaved For Later(旧スター)を自動ではてブする方法です。
FeedlyのSaved For Later(旧スター)を自動ではてブ
これはIFTTTを使用します。
まずIFTTT / Put the internet to work for you.にアクセスします。(サインインしてない場合はして下さい。)
IFTTTのダッシュボードからCreateをクリックしてレシピを作ります。

トリガーはFeedlyのNew article saved for later。(ココらへんは端折ります)

その後、Gmailを選択します。

このメールアドレスの部分には自身のはてブメールアドレスを入力します。
確認できるところは、はてブホーム→右上にある「設定」→「メール」タブです。

このメールアドレスを先ほどのアクションに入力して完了です。
これでFeedlyでスターつけると自動ではてブされます。
hatebteでEvernoteに全文転送
hatebteというサービス知らなかったのですが有名なサービスだそうです。
hatebte – はてなブックマークをEvernoteへ にアクセスします。

新規登録をして下さい。

はてなIDは自身のはてなIDです。
Evernoteのアドレスはアカウント情報→ノートをメール送信のところに書いてあるアドレスです。
入力して、登録すればこれでFeedlyのSaved For Later(旧スター)が自動で全文Evernoteに転送されます。
ただ転送されるまでには時間差がありますのでご注意を。(公式では数時間と書かれていました)
なんでこの方法で全文転送をしなかったか?
よくも悪くも本当に全文転送されるからです。
ヘッダーからサイドメニューまで全部転送されるので、転送されたノートが汚いのでやめました。
これが実際うざいです。ノート検索しても関連記事の単語とかも引っかかって煩わしかったです。
FeedlyのSaved For Later(旧スター)を自動でPocketに転送してからEvernoteに全文転送する方法
正しくはPocketで既読にしたらEvernoteに全文転送するようにしています。
私はこの方法を利用しています。
Pocketは登録だけして利用していなかったのですが、あとで読むというのは非常に便利です。RSSの消化方法も昔とちょっと変わりました。
FeedlyのSaved For Later(旧スター)を自動でPocketのあとで読むに送る方法
こちらもIFTTTで設定します。
この辺はいろいろなブログで紹介していると思いますので簡単に。
こんな感じで設定します。

タグとかはデフォルトです。設定してもいいと思います。
Pocketの「あとで読む」記事が既読になったらEvernoteに全文転送する
こちらもIFTTTで設定出来ます。
方法はPocketの既読フィードを全文表示フィードに変換してメールでEvernoteに転送します。
なんだか長ったらしいですが簡単ですのでご安心を。
Pocketの既読フィードを全文表示フィードに変換する
まずPocketにアクセスしてOptionをクリック。

PrivacyからArchive FeedのURLをコピーします。

Unread Feedは未読フィード、All Items Feedは全記事のフィードです。
このフィードを全文表示に変換します。
全文表示変換サービスはfullrss.net RSSリーダーを使用しています。
検索するとFull Text RSS Feedというのが評判?が良さそうですが、私は前者の方が確実に全文表示が出来たのでfullrss.netを使用しています。

URLをペーストして、変換します。
変換完了したURLをコピーして下さい。
「あとで読む」からEvernoteに全文転送する
IFTTTのレシピはこちらです。

トリガーにFeedを選んで、先ほど全文表示に変換したURLを入力します。
アクションにメールを選んでメールアドレスにはEvernoteのメールアドレスを入力します。
これでPocketで既読にした記事はEvernoteに全文転送出来ます。
お疲れ様でした。
Pocketを挟むことのメリット
はじめはhatebteを使用するとEvernoteのノートが汚いのでPocket使うかー、というどちらかと言えばネガティブな感じでした。
Saved For Later(旧スター)するだけじゃなく1手増えるわけですから。
ですがPocketが非常に見やすいし、便利です。
Pocket (Formerly Read It Later) 4.5.3(無料)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Idea Shower – Idea Shower(サイズ: 14.4 MB)
全てのバージョンの評価: (1,921件の評価)
iPhone/iPadの両方に対応
Pocketはオフラインでも読める!
RSSを基本的にはiPhoneで消化するタイプなのでBylineを使っていました。
Byline 4.2.1(¥250)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Phantom Fish – Milo Bird(サイズ: 1.7 MB)
全てのバージョンの評価: (3,053件の評価)
BylineはPocketと同じく電波があるときに読み込んで、オフラインでも読めるアプリ。
全部読み込むので、読み込みは早いとはいえ購読するフィードが多いとちょっとあれです。
なので、Reederなどでタイトルだけざっと見て、ちゃんと読みたい記事だけスターつけて、あとでPocketでゆっくり読む。そこでこれは記録としてとっておきたいものは既読をつけて、そうでないものはゴミ箱へ。
Reeder 3.2(無料)
カテゴリ: ニュース
販売元: Silvio Rizzi – Silvio Rizzi(サイズ: 7.5 MB)
全てのバージョンの評価: (950件の評価)
PocketはUIも非常に優れていて、読みやすいですし、こうすることでEvernoteに保存するノートもより厳選したものとなって、かえってスッキリしました。
終わりに
こうして試行錯誤することで以前よりも、効率的にRSSを消化出来るようになったと思います。
GoogleReaderが終了しなければこうはならなかったので良かったのかな?
読みにくいところもあると思いますが参考にしていただけると幸いです。
あとはPocketのボタンはブログには今後必須なのかなとも思いました。